梅雨こそ読書!おすすめの小説6選

   

毎年のことながら、蒸し暑くなってきましたね。
こんな季節は外に出ずに家でだら~…っとしてしまう方多いのではないでしょうか。
スマホやゲームも楽しいですが、たまには読書もいかがでしょう。
さくっと読めて、小説世界に没頭できるものをとりあげていくつかご紹介します。
私のお気に入りの本ですので、ジャンルが偏ってしまうのはご了承ください(笑)
①ムーミンシリーズ
フィンランドの作家トーべ・ヤンソン著のムーミンシリーズ。
日本でも昔アニメ放映されており、なんとなく知っている方は多いでしょう。
そんなムーミンの原作小説です。
どこまでも優しい世界でおなじみの仲間たちと楽しく暮らすムーミン達の生活を覗き見るような本です。
いわゆる児童文学に分類されるのでしょうか、読んでいると優しい気持ちになれますし、なんだか時間がゆっくりと流れているように感じます。
しかしそれだけではありません。
ムーミンの魅力は、大人になった今読んでこそ感じる部分にあります。
色々なエピソードやふとしたセリフから、人生における大切なことを教えてもらえます。
シリーズになっておりますので、まずはアニメにもなった「たのしいムーミン一家」から読んでみてください。
きっとあなたも魅力に取りつかれること請け合いです^^

たのしいムーミン一家新装版 [ トーベ・ヤンソン ]

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感想(6件)


②コーヒーが冷めないうちに
2017年本屋大賞にもノミネートされた作品です。
舞台はとある喫茶店。その喫茶店のある席には噂がある。過去に戻ることができるというのだ―――。
時間を超える席と、そのための面倒なルールの数々。それでも戻りたいと願う人たちの生き方を描いています。
それぞれが別々の人生を送っており、時に後悔し、そしてこの喫茶店で交わります。
たとえ過去に戻ってなにをしても、「今」は絶対に変わらない。本心を知るために、自分が未来に進むために、過去に戻ることを選んだ人たちの覚悟の強さに胸を打たれます。
ぜひとも喫茶店でコーヒーを飲みながら読んでください。

コーヒーが冷めないうちに [ 川口俊和 ]

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感想(15件)


③賢者の書
少年サイードがある日、おじいちゃんの勧めで賢者の書を完成する旅に出る物語。
賢者の書の完成には世界中にいる7人の賢者と会い、それぞれの教えを学ぶことが必要です。
各賢者はそれぞれ豊かな人生のために必要なことをひとつずつ、サイードと読者に教えてくれます。
そして最後の賢者には、それまでに得たものを認めてもらう必要があるのですが、このシーンがいろんな思いとともに胸を高鳴らせます。
忙しい生活に大切なことを見失ってしまった人必見の一冊です。

賢者の書 新装版 [ 喜多川 泰 ]

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感想(46件)


④銀河ヒッチハイクガイド
ひょんなことから地球が消失します。
そして主人公は友人の宇宙人とともに放浪することになるのですが、壮大な世界でひたすらアメリカンジョークを飛ばし続けます。
ラストはまさかの展開にうかつにも感動を覚えてしまいました(笑)
頭を空っぽにして読めますので、疲れて元気が出ないときに読むのがおすすめです。
ただし電車等の公共の場ですと、思わず顔がにやけてしまうので注意が必要です^^

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫) [ ダグラス・アダムス ]

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感想(17件)


⑤老人と宇宙
またもやSFです。このぶっ飛んだタイトルに惹かれて読みましたが、内容はシリアスとジョークのバランスがよく最後まで息切れせず読むことができました。
主人公はアメリカ在住で、75歳になると宇宙軍に入ることができます。
この情報から、軍では若返りの技術があるのだと噂になっているのでした。
入隊が老人に限られる理由、宇宙で繰り広げられている戦争とは―――。
宇宙やミリタリーが好きな方はきっと気に入ると思います。

老人と宇宙(そら) (ハヤカワ文庫) [ ジョン・スコルジー ]

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感想(5件)


⑥星の王子さま
言わずと知れたいろんな星を旅してきた王子様のお話しです。
星を訪れ、そこの人と触れ合う度に大人ってヘンだなぁとうなずいてしまいます。
汚れてしまった大人のあなた。ぜひこの本を読んで幼心を思い出してください。
どこまでも純粋で、すべてが輝いて見えたことを思い出してください。

星の王子さま (新潮文庫) [ アントアーヌ・ド・サン・テグジュペリ ]

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感想(113件)


以上私の好きな小説6選でした。
あなたの琴線に触れた物語はありましたでしょうか。
よかったら一度手に取ってみてくださいね。
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