サッカーW杯 オーストラリアってどんなチーム?
ロシアへの切符を賭けてワールドカップ予選を戦っている、サッカー日本代表の次の対戦相手はオーストラリアです。
オーストラリア戦は厳しいと各所で言われていますが、その理由やオーストラリア代表チームについて解説してみます。
データ分析
国際試合でのオーストラリアとの戦績は、1956年から2016年までで通算8勝9分7敗で、33得点の31失点です。
これだけを見ると総戦力はちょうど同じ感じのように見えます。
しかしこれでは機関の範囲が広すぎてよくわかりません。
そこで直近10年間を抜き出してみると、3勝5分2敗となっております。ちなみに2011年から6試合負けなしなので、どちらかといえば日本に分があると言えるかもしれませんね。
ただ楽観的になることはできず、ことワールドカップ(本戦・予選含む)では日本はオーストラリアに、0勝5分3敗と一度も勝ったことがありません。
そして今回は勝利することでワールドカップへの出場権を得ることができるので、ここでそのジンクスをぜひとも破ってもらいたいものです。
オーストラリア代表 要注意選手
ティム・ケーヒル
言わずと知れた「日本キラー」
その圧倒的な得点力で日本を絶望させた男です。
オーストラリア代表の通算得点記録の保持者でもあります。
ちなみに日本戦では8試合5得点というとんでもない脅威です。
交代で入ってきてきっちり得点するという印象がありますね。
日本代表はこのケーヒルの対処が重要な意味を持つことになりそうです。
ピッチ上にいるときの対応はもちろんですが、最も慎重にならないといけないのは、ケーヒルが投入された瞬間です。
日本選手たちもケーヒルの怖さをよく知っているので、逆にそれで体をこわばらせてはいけません。
前回のワールドカップ1次リーグのコートジボワール戦でも、日本は先制して流れをつくっていたのが、ドログバが入った瞬間に緊張してしまい簡単にやられてしまうということがありました。
このときの得点にドログバは絡んでいなかったはずですが、ドログバを意識しすぎるあまりに普段の力を出せなくなっていました。
今回のオーストラリア戦でも、自然体でゲームをコントロールできるかどうかが結果を左右するかもしれません。
オーストラリア代表のサッカーは、昔はパワープレイが中心でした。
ロングボールを放って、前線の選手が競ってチャンスをつくるようなサッカーですね。
しかし最近は足元でのパスサッカーもできるようになってきたように思います。
日本は正直ロングボール中心の攻撃を苦手としていますが、パスでつないで組み立てることもできるようになった相手は想像以上にやっかいでしょう。
基本的にゲームをコントロールし合い、必要なときにはパワープレイで攻めてくるものと思われます。
しっかり意思疎通と対策をしないと失点を重ねることにもなりかねません。
毎度ワールドカップは本当に高い壁が立ちはだかります。
しかし、ここまで戦ってきた選手たちを精一杯応援しましょう。
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