時間の価値とは。「時は金なり」?

   

あなたは時間をどのようなものだと考えていますか?
皆に一様に流れ、決して止まったり逆流しないものでしょうか。
無常なほど平等に流れる「時間」。
どれほど偉くとも止めることはできなかったもの。
昔の人はそれを想って「時は金なり」という格言を遺しました。
ところが最新の研究では、この「時は金なり」と考えること、つまりこの時間を有意義に使わなければと思うこと自体がストレスを与えてしまうことがわかったそうです。
ちなみに実験は「時は金なり」と意識しながら行ったときと、通常時とで同じタスクを与えて行いました。
結果としては25%ほどストレスホルモンが高かったようです。
・・・と、ここまでは実験とその結果でした。
では本題に戻ります。
あなたは時間をどのようなものだと考えているでしょうか。
貴重なものであることは確かです。
そして、おそらく時間は平等には流れていない。
楽しい時間は早く過ぎると言いますものね。
人間は、時計を使うことで自分の時間を無理やり世界の時間と同期させます。
大きな社会をつくり、それを守るためには共通の時間認識が必要なのですね。
さて、こういう世界になりますと、自分だけのものだった時間の価値が上がります。
やはり縛られると窮屈に感じてしまいますね。
今我々のほとんどは、時間を売ってお金にしています。
お金という概念、貧富の概念ができあがったから仕方のないことです。
大切なのはお金と時間のバランスです。
今すぐ夢に向かって走り出せなんてとても言えませんが、なにも考えずに貴重な時間を通過してしまうのは少しもったいない気がします。
あなたにとってのあなたの時間とは、あなた自身なのです。
あなた自身の生き方です。
同じ働いて過ごすにしても、義務感ではなく希望を持っていたいものですね。

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