初めてのギター!初心者が弾き始めるその前に確認したいこと

   

前回記事でギターの種類と特徴について簡単にご説明しました。
今回は、念願の自分のギターを購入したあとのお話でございます。
参考:前々回「はじめての楽器屋さん!ギターをはじめたいんですが!」
   前回記事「初めてのギター購入!どんな種類があるの?」
   
今回の論点は、ギターを弾く準備とメンテナンスについてです。

ギターの他に必要なもの

ギターを演奏するにあたって、ギター本体の他に用意すべきものがいくつかあります。
アコギなのかエレキなのかにもよってくるので、括弧書きでどちらに必要なのかを示しましたのでご参考にしていただければと思います。
ピック(アコギ/エレキ)
ピックは、ギターの弦を弾くのに使用します。
フィンガー奏法等でピックではなく指で弾く場合もありますが、基本はピック弾きであると思っていてください。
なお、ピックには大きく分けて「おにぎり型」と「ティアドロップ型」の2種類があります。
初心者にはおにぎり型がいいという教則本がたくさんありましたが、その情報をうのみにした私はそれになじめず、ティアドロップ型を使ってみるとその弾きやすさに感動した覚えがあります。
なので、これから始める初心者の方は最低でもこの2種類はどちらも購入してください。
両方試してだんだん自分が使いやすいものがわかってくるはずです。
また、ピックは形以外にも硬さという指標がありますが、最初は中間の「Medium」で問題ないでしょう。
ピックは1枚50円~100円ほどで売っていますので、いろいろなものを試されるのがいいかと思います^^
余談ですが、私は楽器屋さんに入ると必ずピック1枚は買って出るようにしています(笑)
ストラップ(アコギ/エレキ)
ギターを肩に引っ掛ける紐のことです。
これがないと立って演奏ができません。
また、アコギの場合はネック側のストラップピン(ストラップを取り付けるパーツ)がない場合があります。
その際はアコギ用のストラップを選ぶか、ギターにストラップピンを装着してください。
ストラップピンはハードルが高いと思うので、最初はアコギ用ストラップを買えばOKです。
ストラップがなくても、座って弾く分には特に問題ないのですが、理想のイメージとしてはステージで演奏する姿を思い浮かべていることと思います。
できれば初めの内からストラップを付けて立っての演奏にも慣れておくといいでしょう。
価格は500円ほどからあります。
替え弦(アコギ/エレキ)
ギターは弦を直接弾く楽器なので、力が入ってしまったりすると切れてしまうことがあります。
また切れなくても、数週間から数か月でどうしても錆びてしまいます。
そんな時には弦を交換する必要があるのですが、いつ弦を切ってしまってもいいように、常に替えの弦をストックしておくことをおすすめします。
練習したいときに触れないのはもどかしいですもんね。
弦にも種類があり、1セット500円から、錆びにくいコーティング弦で1セット1500円ほどのものもあります。
これも色々試して音が変わるとか楽しんでもらえればと思います。
シールド&アンプ(エレキ)
エレキギターの場合、アンプで音を出しますので、そのアンプ本体とギターをつなぐケーブル(シールドと言います)もあわせて必要になります。
アンプなしの生音でも音が全く出ないわけではありませんが、アンプを通した音こそがエレキギターの最大の醍醐味ですので、ぜひご用意ください。
シールドは1000円ほどからありますが、アンプはピンキリです。
家の練習用であれば出力も小さくてよいので、比較的安い5000円から1万円のもので十分でしょう。
ちなみにスタジオで練習する際は、スタジオに大きなアンプがありますので、シールドさえ持っていけばとりあえず音が出せます。
楽譜(アコギ/エレキ)
最初は基礎練習が必要なように感じる方もいらっしゃるかと思いますが、私はいきなり好きな曲も練習していくのがいいと思っています。
知識ゼロで楽譜だけ見てもさすがにわからないと思うので、教則本やネットでコードの弾き方やダイアグラムの見方等学べる環境は確保しておくべきでしょう。
そのあたりについても、今後このブログでご説明していくつもりですので、その時はまたよろしくお願いいたします^^

ギターのメンテナンス

ギターはピアノ等と違い、直接弦を触る楽器です。
それにより、頻繁にチューニングが狂ってしまいます。
そのためチューニングする、という行為に慣れる必要があるのです。
チューニングする際に使用するのが、チューナーというものです。(音叉等で音程を取って、その後耳で各弦のチューニングを合わせることもできますが、初心者のうちはチューナーで確実に合わせましょう)
このチューナーにも色々と種類がありますが、最もお手軽かつ扱いやすいのは「クリップチューナー」でしょう。
ギターのヘッド部分に挟んでつけるだけでチューナー機能が使えますので、こちらもご用意いただければと思います。
チューニングの方法は、このクリップチューナーをつけて電源をオン。それから1本ずつ弦を鳴らし、目的の音になるようにペグを回して調整していきます。
なお新しい弦の場合、弦自体が伸びるために一度全弦合わせたつもりでも、またずれているということがよくあります。
全部の弦が正しい音になるまで何度でも合わせなおしましょう。
ちなみに正しい音とは、レギュラーチューニングの場合、6弦から順にEADGBEです。
よくわからなくてもこの順番通りチューナーが示してくれればあっています。
ギターは頻繁にチューニングがずれますが、ずれたまま練習すると、正しい音を耳が覚えないので、できればちょこちょこチューニングを確認するようにすれば、上達が早まるかと思います。
かなり長い記事になってしまいましたが、今回はこれでおしまいです。
次回はどうしましょうか。なにかこういうことが知りたい等ありましたらコメントやメールでお知らせください。
なにもなければ最初の練習方法や練習曲についてお話ししようかなと考えています。
長々と見ていただきありがとうございました。
それではまた!
スポンサード・リンク



 - 楽器