何もかもうまくいかないときの対処法

   

人間生きていると浮き沈みが必ずあります。
調子のいいときには世界そのものに背中を押してもらっているようにすべてうまくいきますが、その逆もまた然りです。
今回は特に調子が悪く、やることなすこと全部が裏目に出てしまうような状況についてお話しします。
心と体はつながっているので、心が沈むと体調まで悪くなる悪循環に陥りがちです。
その前に対処していきましょうね。
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原因を考える

まずは可能な限りうまくいかない理由を考えましょう。
自分に原因があり、改善できることなら改善しましょう。
例えば、怠けてしまって勉強についていけなくなり、試験でさんざんな結果になってしまったのであれば、復習をしっかりすることで改善できる可能性がありますよね。
しかしそういったケースばかりではないのが現実です。
むしろ原因が自分にはないことのほうが多いかもしれません。
最も困るのは自分も、まわりの他人も誰にも原因がない場合です。
ベストを尽くしているのにうまくいかない、満足感も得られない、こういうこと多いと思います。
まるで世界から疎外されたような感覚と言いますか、もはやただの会話ですら普段なら言わないような余計な一言を付け足してしまうこともあるでしょう。
当然相手は怒り、自分は失望するのでしょう。
それは自分だけが悪いわけでは決してないのです。
だから、まず自分を責めるのはやめましょう。
余計に落ちて行ってしまうだけです。
マイナスをゼロにしようと考えるのではなく、ゼロからプラスを目指そうと思ってください。
とんでもない調子の悪さでも、マイナスではないのです。
今はゼロにいるんだと考えていてください。
うまくいかない状況に関連して、次項から不安についてお話しします。

変わろうとするとき不安になる

人の心には「安定したがる」性質があります。
安定するというのは、慣れ親しんでいる、現実感が強いことを意味します。
つまり、変わろうとすると、安定したくなるので不安感を覚え、結果今まで通り元の自分に戻ろうとします。
何が言いたいかというと、不安は希望の証である場合もあるということです。
自分が「変わりたい」と思って行動するとき、必ず不安になります。
不安になると変わりたいと思っていた気持ちもだんだん弱くなってしまうのですね。
なので、不安だと思うとき、自分は変わろうとしているんだと実感を持ってみてください。
不安との付き合い方が大きく変わると思います。
「こうなりたい」とか、「こんな自分になりたい」とかと思っている人は、明確なイメージを持ち続けてください。
そのイメージの自分ならどう行動するかをトレースしてください。
これがずっと続くとどうなるでしょうか。
考え方や行動のすべてが理想としている自分と一致してくると、その現実感が増してきます。
今まで慣れ親しんでいた価値観よりも、徹底した理想の現実感が勝ったとき、心の「安定したがる」効果は理想を叶えます。
これが大きな意味での成長ということなんでしょう。
さて今回はここまでです。
こんな記事を書いたのは他でもなく、私自身が今なにもかもうまくいかない状況だからです。
誰かに心の中の話を聞いてもらいたかったのかもしれませんね。
うまくいかなくて不安で怖くても、これを続ければ光が待っていることを確信しています。
もしあなたが同じように悩んでいるのであれば、少しでも力になれればこれほど嬉しいことはありません。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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