芸術の秋に向けて!初心者向けハーモニカの種類と選び方

   

秋と言えば芸術ですね!
音楽が好きな人は多いですが楽器の演奏をする方は比較的少ないように思います。
ですが演奏してみたい、という方はかなり多いので、とりわけとっつきやすいハーモニカについてご紹介してみます。
少し調べれば出てきますが、一口にハーモニカと言ってもいくつかの種類があります。
小学校の頃にやったものだけではないんですね。
そのあたりの簡単なご説明と、それぞれに向いている音楽、演奏についてもお話ししたいと思っておりますので、どうか最後までお付き合いください。

ハーモニカの種類

ハーモニカには、いくつかの種類がありますが、今回は触りやすく、かつポピュラーな3種類を見ていきます。
複音ハーモニカ
複音ハーモニカは、穴が上下にわかれているのが特徴的な楽器です。
吹き心地は小学生のときのものと近く、割と感覚的に演奏できると思います。
上下にわかれた穴のおかげで、トレモロのような音が揺れる効果がつき、のんびり吹いているだけで雰囲気が出ます。
音色の特徴から、童謡等によく使われますが、ポップスでも問題ないふところの深い楽器です。
クロマチック・ハーモニカ
ハーモニカという楽器はその性質上基本的に、半音階を出すことができません。
クロマチック・ハーモニカはその欠点を構造で克服した楽器です。
ピアノのように半音階の穴が上に開いているタイプと、レバーを押している間だけ半音上がって音が出るものの2種類があります。
すべての音を出すことができるので、音域が足りていればどんな曲でも演奏できます。
その反面演奏技術が必要で、少し複雑かもしれません。
どんな曲でも演奏できますが、クラシックは特にこのクロマチック・ハーモニカを使用する場合が多いです。
10穴ハーモニカ(テン・ホールズ)
テン・ホールズ・ハーモニカは、俗にブルース・ハープとも呼ばれます。(正確にはブルースハープは商品名です)
穴が10個しかなく、同じ穴でも吹いたときと吸ったときとで違う音が出ます。
最初は戸惑うかもしれませんが、かなり考えられた構造で、和音も簡単に出せるようになっています。
またそのブルージーな音色にはファンも多く、ゆずやいきものがかり等、プロのアーティストが使用しているハーモニカはほとんどがこれです。
ベンドという特有のテクニックが難しく挫折する人も多いですが、ベンドができなくても音に酔いしれることができるので気にせずチャレンジしてみましょう。
かなり小さく、手のひらに収まってしまうのでぽっけに忍ばせて置けるのもポイントたかし!
お子様や女性にもおすすめですよ!
得意な音楽はロックポップスです。
ちなみに、ハーモニカにはキーというものがあります。
ハーモニカは出る音が限られているため、曲によって合わせる必要がありますが、はじめの一本はでいいかと思います。
多くの初心者教本ではCを前提として進みますし、ハーモニカの感じをつかむにもちょうどいいのです。
慣れてきて演奏したい曲が出てきたら、それに合わせて買い足していけばよいでしょう。

まとめ

ポケットの中の小さなオーケストラとも言われるハーモニカ。
この機会にぜひひとつ手に取ってみてはいかがでしょうか。
初心者でもとりあえず音は鳴りますし、どこにでも持って行けるのでプレゼントとしても本当にお勧めです。
この記事が参考になりましたら幸いです^^
それでは!

 - 楽器