ミライモンスター ボクシング「松本圭佑選手」!世界チャンピオン比嘉 大吾選手と同じトレーニングでインターハイ優勝を目指す!

      2017/09/06

 

本日放送のミライモンスターで、高校生アマチュアボクサーの松本圭佑選手が出演しました。

元プロボクサーの父を持つ彼は、「ダイエットがてら」ボクシングを始めました。
めきめき実力をつけ、インターハイでも活躍するほどの選手に。

しかし昨年インターハイで、初のジュニア世界チャンピオンである堤選手に判定負けしてしまいます。

その敗戦をきっかけに、ものすごいトレーニングを積んできた松本圭佑選手を見ていきましょう。

 

厳しいトレーニング

 

堤選手に敗れてから、松本選手は厳しいトレーニングを積みました。
まず体づくりが必要と感じ、一流のトッププレイヤーとともに基礎体力をつけるための練習を週に2回行っています。

階段ダッシュや4km走などをこなしますが、一緒に行っているトッププレイヤーたちをさしおいて1位でゴールするほど基礎体力がつきました。

また敗戦の理由としてパンチ力がないと思った松本選手は、あのボクシング世界チャンピオン比嘉 大吾選手と同じトレーニングメニューを組んでいます。

比嘉 大吾選手いわく、高校生でこんなトレーニングしてる人はいないとのことです。
世界チャンピオンもこの松本選手から技術を盗んでいるというほどに仕上がってきました。

 

父が語る敗戦理由

 

松本選手のお父様は、元プロボクサーでありトレーナーです。

松本選手をずっとそばで見ていた父から見た敗戦理由はなんでしょうか。

お父様いわく、「自分が松本選手のトレーナーであることの弱み」だと言っていました。
具体的には、今松本選手はアマチュアで戦っていますが、自分がプロ出身であることから、プロの練習方法・意識で行っています。
それにより、まずは相手のパンチをかわして自分の攻撃を当てるというスタイルになっています。
プロだとパンチ1発でKOしてしまうからです。

しかしアマチュアの場合、そのスタイルだと最後の判定で積極的ではない、より攻撃しているほう、に軍配があがるのです。
その点ライバル堤選手は相手の攻撃を恐れず受けながら自分も攻撃するというスタイルなので、判定負けしてしまうと語っていました。

 

最後のインターハイ

 

厳しいトレーニングを積んで臨む最後のインターハイ、決勝戦で堤選手とぶつかります。

松本選手は父の教えたスタイルにこだわって戦います。
この先のプロを見据えているんだそうです。

インターハイ決勝、堤選手と一進一退の戦いは最終ラウンドでも決着がつきませんでした。

そして判定は・・・

 

堤選手の勝利。
悔しさで男泣きする松本選手と、優しく声をかけるお父様。
とても感動してしまいました。

また優勝した堤選手もすごい人間で、松本選手の陰口を言っていた人に「あいつにそんなこと言うな」と叱ったそうです。
本気をぶつけ合ったふたりの信頼関係といいますか、男を見せられたような気がします。

2020年東京オリンピックでは、このふたりが熱い戦いを見せてくれるんじゃないかとわくわくします。
ボクシング若い世代からも目が離せませんね!

といったところで今回はここまで。
サッカー日本代表もロシアワールドカップ出場を決め、ますますスポーツに注目です!
皆で一丸となって選手たちを応援しましょう!

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